昨日
県の湘南なぎさ事務所にて
第22回茅ヶ崎海岸浸食対策協議会に出席してきました。
年1回の会議なので22年目と言う事に成ります。
私は第1回からサーフィンの立場で参加してきましたが
今は、茅ヶ崎市サーフィン業組合 として出席しています。
当初は中海岸の浸食に対しての会議でしたが
それが菱沼や他の場所も加わって
現在の名前に変更に成りました。
中海岸地域は最も浸食が酷く
東からの大きな台風で市営プールも破壊され大きな被害が出ました。
砂浜が削られて砂浜が少なくなって
それを戻すのに50メートル砂浜を広げる、と言う目標が作られました。
昨年遂に達成し昨日の会議で 51メートルまで戻った事が発表にされました。
10年間は年間3万リュウべ(1リュウべは1メートル四方)の砂を
相模湖からダンプで運んで投入し続けて来ました。
10年後からは少しずつ投入量を減らし
21年目、遂に目標を達成しました。
更に現在は菱沼の浸食が酷く崖に成って人が砂浜に降りる事も出来なくなって
最近は砂浜を作る新しい方法 {サンドエンジン}と言う方法が成功し
徐々に砂浜は作られてきています。
パークの左側江の島寄りの砂浜をダンプが出入りして居るのが其れです。
既に20年以上が経過し茅ヶ崎海岸は大分昔の砂浜を取り戻しました。
養浜 と言う言葉です。
会議の模様と、県の方の専門家が作った資料を載せておきます。
私は最後の質疑応答で
サーフィン業組合として
茅ヶ崎は日本のサーフィンの発祥の地
多くのサーファーが育っています
オリンピック選手の松田詩野選手も育った場所
養浜事業の一環として
その中にサーフィンに適したビーチ環境造りも盛り込んでほしい。
と発言してきました。
とても有意義な会議でした。