Tad Suzuki のブログ

侍スピリッツウエットスーツのヒストリー

写真は40数年前のものです。

当社が開発しているウエットスーツ

侍スピリッツの基本理念

  最先端技術

{良いものは良い}

昔からウエットスーツはラバーで黒しか有りませんでした。

しかし、当社は日本のサーフィン用ウエットスーツを

 初めて機能性、デザイン性

此の二つの分野に開発の糸口を見透けていました

{機能的に優れている物はデザイン的にも美しい}

ダイビング用のウエットは水中に潜るので機能的にはブラックのラバーで良かったかもしれません。

唯、サーフィンは飽く迄も水面上をアクテブに舞踊ります。

其処には当然、美しいデザインが求められて当然です。

 侍スピリッツは

早くから其のデザインに着手しました。

 それはカラージャージ です。

当時のコマーシャルには

 ハワイのバテンズ、マークリドル、抱井 も登場しています。

彼らが派手なカラージャージを着て

西浜のアグレッシブな波を乱踊した映像は衝撃的で

カメラマンの佐藤伝次郎が其れをビデオに収めて

今でも日本各地で上映しています。

 唯、その時はデザイン性を重視するあまり、

未だカラージャージはカノコ織と言って伸縮性に乏しく

片方には伸びるけど片方には伸びが悪くウエットに初めてカラージャージを

使用しただけの代物でした。

 それでも、カラージャージは衝撃的で

オーダーするウエットは100パーセントカラージャージに成ってきました。

日本の、世界のカラージャージ元年だったように記憶しています。

 バテンズ、マーク、今はどうして居るんでしょうね?

懐かしい写真は伊良湖ものバリハイ武藤君がDJツヨシに送って呉れたものを

僕も使用させてもらっています。

 侍スピリッツは

日本のサーフィン用ウエットスーツを最も早くから

開発を始めたウエットスーツです。

   ネーミングの由来は

 戦国の武将が戦いの合間に自らの鎧甲冑を

 糸で繕った。

と言う所から誕生しました。

同じ様な事をして来たんですね。

 当時はダイビング用のウエットスーツしか無くて

其れを着てサーフィンすると、無理が有って

脇の下が擦れて血が出てきたり、

肩回りがキツクテ、パドリングがメチャ疲れてパンパンで、その部分を大きくしたり

足の膝部分を曲げて緩くしたり、其れこそ切ったり張ったりでした。

 それが、正しく戦国武将と似ていて、同じで

其処から必然的に

 侍スピリッツ(侍精神)と言う名称が生まれました。

ロゴやネーミングには意味が籠っている方が良い。

企業アイデンテイテイ(企業理念、イメージ)はとても大事な事で

{ 侍スピリッツ }ウエットスーツ

 凄く良いネーミングに成って居ます。

又、タツノオトシゴからデザインした S のデザインもマッチしていて

 ブランドイメージを高めています

サーファーに取って機能的、デザイン性に優れたウエットスーツ

 これからも追及の手は決して緩めることは在りません。

 

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