今日はOFFで
しかも波が有りません。
其処で
昔の写真をもとに、今日は
日本で最初にサーフィン用ウエットスーツを手掛けた
Samurai Spirits WetSuits
の歴史に触れてみたいと思います
写真を見てください
何とハワイのバテンズ、& マークリドルが
当社のカラージャージを着ています。
当時のサーフィン雑誌の撮影のために
日本へ招待しました。
滞在中はGoddessのステンガーMIG25で西浜をカッ飛トんでいました。
ライダーの抱井も居ます。
ステンガーを使わせたら抱井の右に出る者は居ない。
と言うぐらい抱井のサーフィンは切れきれでした。
私はウエットスーツは何時かファッション的に成って行く。
と言う感覚は持っていました。
ダイビングは潜る
サーフィンは水面でアクション
この違いは歴然としていて
ウエットスーツの将来は
デザイン性、機能性、カラーデザインに成って行く。
当初はジャージと言っても
かのこ織、と言って伸びも悪く、しかも片方にしか伸縮性は無くて
それでも、真っ黒、クロスケだった、ウエットスーツが
カラージャージを使ったことで劇的に大きな変化が生まれました。
お洒落で有ることが、多少の弊害より勝った、と言う事です。
生地屋とは何度となく話をし
ジャージの改良に努めました。
{そんなの出来ないよ}と何度言われたか分かりません。
それでも、そう言った相手が
時間と共に理解を示し一緒に成ってジャージメーカーと
開発に取り組んで呉れる様になって
日進月歩、じょじょに進歩し
伸縮性と出来るだけ水を貯めない細い繊維へと開発は進み
現在では当たり前になった
表面がジャージでカラフルなウエット地が完成しました。
ジャージのもう一つの大きな利点は
1.ネオプレンゴムは直射日光に弱く、其れをジャージがプロテクトするので
ウエット地の寿命が数倍伸びて使用年数が数倍の伸びる結果を生みました。
2.昔のジャージは表面に水を蓄えて寒く、生地も伸縮性を妨げましたが
今のジャージは表面が細かい生地で出来ていて水を貯める事も無く直ぐに乾きます。
3.何といってもファッショナブルになって自由にカラーデザインを楽しむことが出来る。
このジャージの開発に取り組んだのも