今から40年前
手探りで作った
ロングのツーピースボードの
ライディングテスト です。
当時、高校生だった、田中君が
撮影して呉れました。
田中君はカメラが趣味で
中々の腕前です
場所は茅ヶ崎、ラチエン前
板は2m80㎝幅広で厚目の板でした。
真っ二つに切って、
ウインドサーフィンの折れたカーボンマストを
メスとオスに加工し二つにカットした断面も
グラスファイバーの壁にして頑強に作りました
結果重量が1,5キロオーバー重くなって
それでも海に浮かべると
そんなに影響はなくて
画像を見て頂けると分かるように
結構バシバシと乗れています。
カットバックや当て込みも普通の板と余り変わらない
感じで、テストライドは
大成功でした。
それまではショートボードで試作を繰り返してきて
大野薫がテスターとして乗ってくれて
唯、今のような発想には程遠く
失敗の連続でした。
其処で頭を切り替えて
ロングのツーピースの方が利便性的には高い。
と言うのに気が付き
其処から生まれたシステムが
ウインドサーフィンをやって居たお陰で
カーボンパイプを使う。と言う所に辿り着き
最初の試作品が
このライディングの板でした。
田中君には本当に感謝しています。
この写真のお陰で、ツーピースボードの開発に先が見えてきて
この後飛躍的に開発コンセプトはハッキリと自信に繋がりました。
当時はウエットもファッション性を追求していて
派手なジャージ生地を使っていましたが
懐かしい映像に成って居ます。