ツーピースボードの未来像を描いた時に
2分割サーフボードは
ショートボード 迄が開発の目標でした。
商品価値が有るか否かよりも
発明者として其処までが最終目標として
捕えていました。
PU素材で何本も試作し
プロ達に乗って貰いました。
2本のパイプを使った試作品は
決して折れる事はありませんでした。
4種類の異なったアイデアで制作した試作品は
最初の1本は
私の手作りです
接続部分も他とは違って居ます
其の後数年かかって
中国、タイ、等で試作品を製作しました。
強度
重量も全てクリアして居ます。
唯、製品化に漕ぎつけなかったのは
ショートボード2メートルまでは
電車にも乗せられるし、その必要性が
どうあるべきか?でした。
結論を出すには至って居ませんでした。
唯、研究は進めて置く事が命題で、結果を出す事は意味がある。
と結論付けて、ほゞ完成してはいます。
時代が変化しツーピースの需要は少しずつ伸びて来て居ます。
ロング ( 9,2F)
( 10,0F)
ミッドレングス( 252)
( 230)
等は動きはかなり出て来て居ます。
其処で今回 新たに
更に短いミッドレングス ( 220)
ショートのツーピース(185)
の製品化を進める事にしました。
此れだけのラインナップが揃えば
一応 ツーピースの全てのスペックが揃うので
私の夢、ツーピースの開発は完成します。
今回のブログは
ショートのツーピースの開発の歴史を
載せて見ました。
最後の1本は今でも試乗出来ます。
ショートがツーピースに成 るナンて
メチャ面白いですね。
現在 10,0fのツーピースボードを制作して居ます
1本物のロングを2分割にカットするので
板のロッカーが変わらない様に
1本物の時に型を作って置きます。
此処は凄く大事な部分で
板の制度に影響する重要な作業に成ります。
又、デッキ&ボトムはバンブー材(竹材)で
レール部分は写真の様にカットを入れて
バキュームで強制接着します。
接着後も出っ張りが出て居るので サンデングし
レールにカーボンを巻いて行きます。
軽量化と強度を出す為には
全て手作りの工程が続きます。
熟年した作業員がいなければ出来ない技です。
長い年月をかけて完璧な作業手順が出来上がって来ました。
世界に類を見ない
最高のクオリテイが蓄積された技術です。
ツーピースボードの開発は最終段階に入りました。
ミッドレングス(220x55x7,2)
ショート (185x52x6,6)
現在 試作に着手しました。
年内に施策が上がって来るので
其処から 3か月 複数のプロ、アマの選手に乗って貰って
順調に行けば来春前に発売にこぎつける事に成ります。
ツーピースショートは
以前4本異なる工程で試作は出来て居ます。
テストライドも終わって居ますが
今回パーツが新しくなったので
改めてテストする必要が出て来ました。
さらに強度的にはアップして居ますが
念には念を入れて、と言います。
気になる方がいましたら
今からでもオーダー承ります。
価格は未定ですがカスタムボードに比べて
其れほど高くは成らないと思います。
宜しくお願い致します。
尚、何か質問が御座いましたら
開発者の私の携帯にお問い合わせください
何でもご説明いたします
鈴木正 08051830018
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唯今回の板の様に
20数年たった板のリペアはそうありません。
嬉しい事に
私が削った板です。
ズッと使って居て呉れた事に感謝です。
サーフボードの素材は
心材がウレタンフォーム
其れをグラスファイバーとポリエステル樹脂で巻いて
出来て居ます。
プラスチック製品は何でも直射日光には弱いです。
サーフボードも例外では無くて
風化し表面は腐食して来ます。
又、小さな傷が実は致命傷で
其処からグラスファイバーを伝って
毛細管現象と言うべきか 水が浸入してしまいます。
一旦入った水は抜ける事は無くて
フォームをむしばんでゆきます。
小さな傷をグラインダーで削って見ると
その内側は腐食が始まって居て
かなり後半にフォームは茶色に変色して居ます。
又、デッキの剥離が有って
其れを切り取って剥がして見ると
フォームも腐って居て大きな凹みが出て来ます。
この凹みをフラットにするには
多くの樹脂とクロスを使う事に成り
板がドンドン重く成って行きます。
其処で工場から持って来た
{タンカル} と言う軽量化するために
開発された 粉末を樹脂に混ぜて
リペアする全ての場所をタンカルを使って軽量化を図ります。
700グラム重く成る所を 500グラムに。
少しでも軽量化を図るために
あらゆる工夫をします。
リペアか所は多く
キズも深く広く
どうやっても板の重量は増す事に成りますが
ナントか意外と軽量に上がりました。
今度は板をもっと大切に扱って頂きたいし
外出しは辞めて欲しいと思います。
サーフボードは一生物です
扱いが良ければ何十年でも持ちます。
是非、大切に扱って頂きたいと思います。